【絵本の代役?】紙芝居を読み聞かせに使ってみた
子供たちの睡眠のお供、絵本。
たくさんのパパやママがいずれは通過することになる、絵本の読み聞かせ。
2人の娘も絵本が大好きで、月に1~2回程度は図書館に一緒に行って、お気に入りの1冊を借りていきます。
以前までは、パパに読み聞かせてくれていた絵本ですが、もう最近では聞くほうばっかり。
ほんの数日前までは読めない字を読めるようになった、ちょっとしたお姉ちゃん感を味わえていたので、頼んでもないのにパパに絵本を読み聞かせてくれていたのに。
今ではそれが簡単というか、当たり前というか、”読み聞かせてあげる”ことに楽しさを感じなくなってしまったみたい。
それもまた成長か、とちょっと嬉しい気持ちもありますが、読む負担が多くなってきてしまったので、疲れちゃうのもしばしば。
絵本の読み聞かせに異変が…
今日はこれを読んで。
今日もそれぞれお気に入りの絵本を1冊ずつ持ってきました。
そして始まる絵本タイム。しかし最近絵本タイムに異変が生じてます。
ママの絵本読み聞かせ
まずはじめに2人が絵本を持っていくのはママのところ。最近、絵本の読み聞かせはママがやることが多くなってきてます。
理由は簡単。”ママがいい”から。
子供たちはおそらく、お外遊びで思いっきり体を動かしたいときはパパを使い、おうちで遊ぶ時はママと一緒がいい、なんて考えているんじゃないかな?
そんな感じで毎日絵本をママのところにもっていくので、ママの絵本読みスキルも上がっていき、子供たちも楽しそう。
ただ、ママの読み聞かせだとひとつ問題点が。それは、子供たちがすぐにケンカしてしまうことです。
まずは、子供たちが”どこで”聞くのか、というケンカ。
2人ともママの膝の上に乗りたがりますが、2人は一緒に乗れません。
「私がおねえちゃんなんだから先ママの上!」
「だめ、わたしでしょ!」
はい、ケンカはじまりました。
「ケンカするなら読まないよ!」
そうママに言われて、すぐケンカをやめる2人。たいていは自分が選んだ本の時に選んだ人がママの膝の上に座って聞き、それを交代するといった感じ。
次にどっちが”先に”読んでもらう、でケンカ。
同じようにママの一言ですぐに決着。ママ強し!
今日は長女の日、明日は次女の日。2人で先に読んでもらう日を決めて、交代しています。”順番”ができるようになった子供たちの成長もまた素晴らしい。
絵本の読み聞かせが始まるともう落ち着いて話しを聞いて、終われば2人は満足。ちゃんと眠れます。
パパの絵本読み聞かせ
ただ、毎日毎日ママのコンディションがいいってことはありません。疲れ切ってしまっているときは絵本の読み聞かせ当番がパパに回ってきます。
ママが疲れていようが、子供たちはそんなのお構いなしにママのところに絵本を持っていきますが、
「今日はパパにして!!」
そんなわが家のトップの一言で、パパのコンディションはお構いなしに絵本の読み聞かせ当番がまわってきます。
パパも仕事で疲れてる日とか、子供と暗くなるまで遊んでる日とかあるんですけどね( ノД`)シクシク…
パパの場合だと、2人の座る場所問題は解決します。ママと違って2人片方ずつ膝の上に乗れるから。
しかし、日ごろ読みなれていないパパは読み聞かせのスキルがほぼほぼありません。同じように読んでいるつもりでも、やはりちょっと違うみたい。安心感が与えられないのか?
そして、久々に読むと結構ボリュームがある絵本。
今まで0~2歳児の絵本の読み聞かせを担当しておりましたので、その感覚で読み聞かせていると3歳さんからの絵本のボリュームについていけません。なかなかページが進まず、疲れてる日だとたまにあくびをしながら読んでしまうこともあります。
そんなのも一つ要因なのか、
「パパ、だめだね。」
「そうだね、ダメダメう○ち君だね。」
って2人に言われてしまいます。
紙芝居を読み聞かせに使ってみた
そんな、ママがヒーロー、パパはがっかりおじさんとなってしまっていた絵本の読み聞かせ。
ある日突然、逆転?のチャンスが!
掃除しているときにいつもの絵本箱に一つ見慣れないものを発見。絵本?じゃないな。あれ、これ紙芝居じゃないか!
「子供たちそれ好きだから、今度読んであげてね!」
ママにそういわれたパパ。
紙芝居の読み聞かせなんて、やったことないけど。パパの挑戦が始まりました。
紙芝居はどうやって手に入る?
紙芝居の手に入れ方。パパは最初まったくわかりませんでした。
これ買ったのかな?
そう思って、紙芝居を眺めてみると、カバーに見慣れたバーコードを発見。それは図書館のバーコードでした。
えっ、紙芝居って図書館で借りられるの?
図書館には何度も何度も行ったことがあるのに、紙芝居が置いてあるのにまったく気づかなかったよ。
紙芝居の手に入れ方は簡単でした。買わなくても大丈夫なのね。
紙芝居を使って読み聞かせにチャレンジ
早速カバーから取り出して中を見てみます。
紙芝居の裏側って台本みたいになってるんだね。読む文章に加えてその読み方とかも書いてあったり。このタイミングで”ぬく”とか”ぬきながら読む”とか。
子供のころに気になってた紙芝居の裏側をしれてパパはちょっと満足。
子供たちを呼び寄せて、紙芝居の始まり始まり。
絵本と違って、紙芝居の読み聞かせをするときは、子供たちは膝の上に乗ることはなく、紙芝居の前にちょこんと座ります。小さなことですけど、これが結構うれしい。
5歳児と4歳児、2人にひざに乗られてしまうと、当たり前ですが重たくて集中できなかったんですけど、これがなくなるので、読むことに集中できます。
今まで読んでいた絵本と同じボリュームの文章も苦にせず読むことができて、スムーズに進んでいきます。
演技派ではないですけど、もともといろいろオーバーに話すのは得意なパパ。紙芝居の読み手には向いていたみたい。
さらには、読み方や紙芝居のぬき方についてもしっかり書かれているので、演技もしやすくてありがたい。
子供たちも真剣に聞いてます。そういえばパパも水あめなめながら紙芝居見てたよな。ってちょっと昔を思い出しながら子供たちに読み聞かせていきます。
全部読み終わりました。絵本を1冊読み聞かせるよりはこっちのほうがパパにとっては楽ちん。
子供たちも満足して寝てくれました。パパ、絵本より紙芝居の読み聞かせのほうが好きかも。
子供たちも紙芝居の読み聞かせにチャレンジ
「今度は私がやりたい。」
が2人の娘が紙芝居の読み聞かせにチャレンジ。絵本はもうすっかりやりなれてしまっていたみたいですが、紙芝居はまだ未体験。興味がわいてきたみたいですね。
まずは次女がチャレンジ。でも、
……パパ、読んで。
読み手がパパにすぐ変わりました。まだまだ3歳さんには早すぎたみたいですね。
続いて長女がチャレンジ。
お姉ちゃんの場合はしっかり文章が読めるのですが、大きい紙芝居を支えるのが難しく、ふらふらふらふらと。1枚紙芝居をぬくのも大変。
2~3枚抜いたときに
…パパ、変わって。
また読み手がパパに変わりました。もうちょっと大きくなったらうまくできるようになるさ。