【遊びで体感】そり滑りで物理を学ぼう

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そりで遊ぼう

長女も次女もお外遊びが大好き。パパとママに少しでも隙ができるとすぐに、

「お外に遊びに行こう。」

「まだお外行かないの?」

って外に連れ出そうとしてきます。

朝起きてご飯食べたらすぐに、そして日が暮れるまで、一日中お外で遊んでいます。

転んでキズができてもお構いなし。絆創膏さえ貼ってしまえばもう大丈夫。心配なんて何もない。さぁ思いっきり遊ぼうぜ!

そんな感じで、いつもお外遊びを思いっきり満喫しています。

今日はそり遊びに誘われました。2人とも芝そりが大好きで、芝そりができる公園に行くとエンドレスに滑ってます。

ここで、パパ思いました。そり滑りって、そういえば物理学なんだよな。

(子どもと遊ぶ時、こんな変なことばかり考えてます(^^;))

今回は子どもたちのそり滑りに付き合って遊ぶパパについて、なつかしい記憶とともに、理系レポート風に体感レポートを記載します。

そり滑り(斜面を落ちる運動)を体感する

○年 ○組 だんごまじろ

そり滑りを体感する 目的と方法

目的

2人の娘が大好きなそり遊び。一緒にパパも遊ぶことになった。

娘たちと遊んでる途中に、あれ、これ物理なんじゃね?って考えるようになったパパ。

今回の目的は、娘たちのそり遊びを通じて、斜面を落ちる運動を体感しながら、学び、物理学のおもしろさ(笑)を伝えることとする。

方法

ただひたすら、娘たちが飽きるまで、そりを滑り続ける。

以上!!!!

そり滑りを体感する 原理

簡単に言うと、重力があるから物は落ちます。

理想的ななめらかな面(究極のツルツル面)だと、そのまま斜面を落ち続けることが可能ですが、そんなものは世の中にあるわけはなく、どんな面でも”摩擦”というブレーキがかかるため、途中で止まってしまいます。

これがそり滑りの原理。

もっとまじめに勉強したい人のために:あらい斜面をすべり下りる物体の運動

(わかりやすい高校物理の部屋 さんより)

そり滑りを体感する 結果

結果1 長女とそり遊びを体感する

怖いもの知らずの長女。パパと次女のことなどお構いなしに、斜面をひとりでガンガン滑っていきます。

そりが滑っていき、斜面がなだらかになってくると徐々にスピードが落ちて止まる。

原理通りの結果となりました。

ただ、長女のそり滑りには問題点もあり…。

それは、そりを滑ることしかマックス頑張らないこと!

そり滑りを頑張っていればいいじゃない?ってお思いのそこのあなた。

滑り下りるということはつまり、下まで降りているということ。そり滑りのスタートはもちろん斜面の上。すなわち下からそりを持っていく、それは全く頑張らないのです。

「パパ、そりを上までもっていって。」

そんな長女の一言から、パパのそり持ち運びの仕事が始まります。

”そりを滑る”物理には興味あるみたいなんですが、”ものを持ち上げる”物理には興味がないご様子。そこにも”仕事”があるんですけど…。パパしんどいです。

まとめますと、長女とパパのそり滑りは、

  1. 長女と一緒にそりを担いでスタートまで階段を登る。
  2. そり滑りスタート準備OK。パパ押す。
  3. 無事下まですべり切る。
  4. パパ呼ばれる。パパ、階段で下までダッシュで降りて合流。
  5. 1にもどる。

となります。

徐々に疲れで押す力が弱まるパパ。そして、初回ほどスピードが出ずに徐々に飽きる長女。”自分でそりを持ち上げる仕事”について次回考える必要がありそうです。

結果2 次女とそり遊びを体感

次女はまだ一人じゃ怖くて滑れません。

パパと一緒に物理学を体感。そり滑りは長女と同様に原理通りの結果となりました。

でもぼちぼち一人で滑って行ってほしいパパ。試しに乗るふりをして、そりを押してしまうことにしてみました。

最初はそりが勝手に動いてしまったとおもって、後ろを振り向きながら戸惑っていた次女でしたが、ちょっとしたらひとりすべりを満喫。

すべり切った後に長女とパパで、

「やったー。うまく滑れたね。」

って、拍手しながら言ったもんだから、調子に乗っちゃって。

それからは、

「私ひとりでやるからパパ乗らないでね。」

って、パパからそりをとって、自分で滑り出す次女。

次女は、物理学を体感してひとつ大人へ成長。

ただ、そのパパから取り上げたそりは、言わずもがな、"ものを持ち上げる仕事"をこなした後の一品。

パパ2人分のそりの持ち運びを2人がそり遊びに飽きるまでやり続けなくてはならず、へとへとです。

だれか、"ものを持ち上げる仕事"のしんどさを2人に教えてやってはくれませんか?

そり遊びを体感する 考察

結果1、2より、

長女も次女も、そり遊びを通して物理学を体感できた様子。目的は達成されました。

ただ、結果1、2より、

2人は”ものを持ち上げる仕事”を理解していないようであります。

なので、長女と次女と3人で行く芝そり遊びは、

  1. 2人のそりを持ち、スタート地点まで上がる。
  2. 準備ができた長女を後ろから押す。
  3. 次女と一緒にそりに乗り込み滑り出す。
  4. 次女が1人で乗れるようになってからは準備ができた次女を後ろから押す。
  5. 階段を下りて2人を迎えに行き、1に戻る。

の繰り返しになります。

パパの負担大きくないですか?でもそこは2人の笑顔で還元されるということで。

今度は”ものを持ち上げる仕事”について、物理学を体感させないといかんと思いました。

子供と外遊びするときは夏なら虫よけ、日焼け止めを、冬なら防寒具を忘れずにね!